【NAVi】山梨 山道で頑張るツーリング【登らん】

2021年11月11日

エース登録されたのに、登板がないとはどういう事かっ!?
と、監督の進退問題に発展しかねないほど、最近一人ツーリング部をサボり過ぎです。

どうもワクチン接種以来、倦怠感と言うか疲労感が酷くてですね。
…ということにしておいてください。
だからデブるんだよ…( ´)Д(` )ブヒ


さて、ツーリングに最高の季節でございますが!
週末の天気も超いい感じになりましたので、そろそろ我がツーリングチームのエース、ナビちゃまに登板いただきましょう。

暫定エースのナビちゃま暫定エースのナビちゃま

何しろエースですから、苦手な場面であっても問題なく乗り切らなくてはなりません。
というわけで敢えてナビの苦手なコース、連続する上り坂でのツーリングに登板させました!

まぁ早い話が山道ですよ、山道。
山道を走ることを第一の目標に、そして以前から気になってはいたものの未だ訪問できていない場所を時間が許す限り巡っていこうと、こういう試合にしましたよ。

まぁ有り体に言えば、一人紅葉狩り部爆誕の瞬間です。

素人が秋っぽい写真を撮ろうとして沈没。素人が秋っぽい写真を撮ろうとして沈没。


旧上九一色郵便局

まず最初は、山梨県の有形文化財として登録されている旧上九一色郵便局を見に行きますよ。
実は、コレまで何度も通っている折門古関線にあるのですが、全然知らなかった…
これはモチロン自分のアホさもあるのですが、観光資源としてゴリ押ししない地元の姿勢にも一因があると思います。
が!
私は山梨のこういうところが大好きなんですな!

古くからある静かな集落の中に佇んでいるのですが、とにかくハイカラでオサレ!
ちょっと離れたところから見たときの周辺とのコントラストが、不思議なくらいしっくり来ていて、控えめに言って最高の高の高でした。

旧上九一色郵便局。今は甲州市の一部となった古関にあります。旧上九一色郵便局。今は甲州市の一部となった古関にあります。

なんと明治45年竣工! ありゃ?最初のカッコの向きが…なんと明治45年竣工! ありゃ?最初のカッコの向きが…

敷地内には懐かしい丸ポストも。敷地内には懐かしい丸ポストも。

ところで建物の写真をパシャパシャ取っていると、近所のおばあちゃんがセニアカーで通られて、「局を見に来たん?」「はい!」「ウンウン(´◡`)」と声をかけていただきました。
一人ツーリング部冥利に尽きます!
ありがとうございました!


折門古関線と山間の集落

旧上九一色郵便局を満喫した後は、そのまま直ぐ側を通っている折門古関線を走って身延側に抜けます。
国道300号が、未だに通行止めなのでね…

この道はFZ6(買い替え中)で、それこそ何度となく通った道ですが、今回は逆方向からNAViで走ってみることにしました。
しましたが。

まぁ~登らない!
かなりの勾配が続くことは確かなんですが、耳に入るエンジンの咆哮と目に入るスピード感が全然一致しないので、一人で大盛りあがりです!
必死にアクセルを開けすぎて、右手親指から出血!

アクセル全開!唸るエンジン!唸るだけのエンジン!

一気に1000メートルくらいまで登った後は、今度は下らなければなりません。
しかし、いつも落ち葉等でびっしりのこの急勾配を下るのは、かなり怖いですね…
落ち葉の下に高確率で砂利や石が潜んでいるので、しょっちゅうヒエッっとなります。
ナビのタイヤ、ちっちゃいしね。

前後機械式ドラムブレーキが火を吹くぜ!

燃料ゲージの針がぐんぐん下がっていくのを見ながら、それでもどうにかこうにかいつもの絶景スポット、山あいの集落に到達しましたよ。
いつもどおり、山の向こうに彼方の富士山を拝もうとしましたが、あいにくこの日は雲がちな天気で、ついに富士山の姿を拝むことが出来ず…
残念!

それでも山々の紅葉が綺麗で、絶景なのはいつもどおりの幸せ。
ついつい長時間居座ってしまいましたとさ。

いつもの山間の集落から。残念ながら富士山は見えず。いつもの山間の集落から。残念ながら富士山は見えず。

きれいな紅葉が見れました。きれいな紅葉が見れました。

ちなみに翌日、全身が筋肉痛でバキバキ。
どうやら必死に坂道を登ろうとして、体中に力が入っちゃってたみたいですな。
たぶん、上手な人だとこうはならないんでしょうけど、だからすぐ疲れるだね。
σ(`・・´ ) オレは。


神明社

ヨシヨシ、まだ十分に時間はあるぞ。
というわけで、チョチョッとナビを走らせて、近場にある神明社にお参りに。

この神明社、自分的に最初からかなり期待していたのですが、予想以上に良かったです。
自分的に。

入り口にある石仏群を始め、境内にある社殿やお社など、かなり歴史を感じさせるものでびっしり。
今でもバッチリお手入れや催事が行われているようで、気持ち良い風とどこからか聞こえてくる風鈴音とが合わさって、神聖というより優しい感じがする神社でした。
更には、直ぐ側にはすべて漆喰が剥がれ落ちてしまって尚倉庫して使われている小さな建物や、良い感じの廃屋などもあって、もうお腹いっぱい。

神社への入り口。石仏群がお出迎え。神社への入り口。石仏群がお出迎え。

石仏の傍にあった石も、元は庚申塔か何かだった模様。石仏の傍にあった石も、元は庚申塔か何かだった模様。

正面はきれいな社殿。両横は歴史ある落書き・悪戯の数々。正面はきれいな社殿。両横は歴史ある落書き・悪戯の数々。

社殿側面の落書き。昭和26年?社殿側面の落書き。昭和26年?

境内に祀られているお社や石仏。後ろは漆喰が剥がれ落ちた現役の倉庫(多分)。境内に祀られているお社や石仏。後ろは漆喰が剥がれ落ちた現役の倉庫(多分)。

神社の傍にあった廃屋も、ちょっとだけお宅拝見。神社の傍にあった廃屋も、ちょっとだけお宅拝見。

懐かしいような臭いような、独特の据えた匂い。懐かしいような臭いような、独特の据えた匂い。

破れた障子から見える向こうの光が良い感じ。破れた障子から見える向こうの光が良い感じ。

2015年の配布物が郵便受けに。わずか6年前!?2015年の配布物が郵便受けに。わずか6年前!?


稲荷社(車田神社)

ん~、もちょっと時間あるな。
もういっちょ行っとくかー。

ということで、NAViに跨ってまたしちゃ近くの神社、稲荷社(車田神社)に参りました。
この神社、Google Mapに行ってみたいマークがしてあったのですが、正直覚えていません。
境内も参道もキレイに整備されていて、社殿も非常に立派。
訪れては見たもののピンとこないなぁ、と思いつつ社殿を見上げてみると。

社の最上部に満面の笑みをしたお面を発見!
なんとなく、これは呼ばれたんだな…と思うことにしました。

いや、そう思った方が楽しいでしょ?なんとなく。

鳥居と参道入口。境内は広くてともきれいに整備されています。鳥居と参道入口。境内は広くてともきれいに整備されています。

とても立派な社殿。最上部に満面の笑み(?)のお面。とても立派な社殿。最上部に満面の笑み(?)のお面。


というわけで時間いっぱいです!
お土産を買って帰りましょう的なタイミングですが、日没が迫り日が陰ってくると一気に寒くなってきました。
道の駅富士川でお土産を買ったり、ほぼ完全な冬装備に着替えたり、携行缶からガソリンを継ぎ足そうとしてちょっと失敗しちゃったり、一日通して菓子パンを食べ過ぎたりしましたが、本日の部活は無事終了。
充実の遠征試合でございました。

道の駅富士川。日が陰ると一気に寒く。道の駅富士川。日が陰ると一気に寒く。