【FAZER8】雪の残る秩父 神社巡りツーリング(1)

Q.雪が降ったらバイクはどうしたら良い?
A.どうしようもない
ウム( ・`ω・´)

あーその昔。
天気予報がGoodだったので愛車のGPZ1100で六本木あたりに早朝から仕事に出かけた時ですね。
お昼ごろまで地下のスタジオでお仕事して、その後いただいたお弁当食べてたら、スタッフさんが部屋に入ってきて…

スタッフ「アレ?自業さんバイク?」
わたし 「?はい。」
スタッフ「大丈夫?外、大雪よ?」
わたし 「ハ!?Σr(‘Д‘n)」

でえらい目に会いました。

なんとか雪が少ない大きな道を選んで帰りましたが、とくに自宅近くは急な上り下りがある団地で、積雪もあちゃーって感じで…。
もう転倒も覚悟して後ろブレーキ+アイドリングだけで走りましたが、なんとか帰宅できました。
よくコケなかったな…。

というわけで雪が降ったらバイクは走れない!ぐらいのつもりでいないといけないんですが、また天気予報に裏切られないとも限らないため、ナビちゃまには怪しいタイヤチェーン的なやつを積んであります。


ぶっちゃけどれほど役に立つかは…まぁ期待できないんですが、雪でどうにもならない箇所だけでも脱出できればもうOK!って感じで考えています。
自宅の近くまでこれれば、最悪ナビなら教えて変えることも出来る!
はず!
ですよね?


で。
昨年・今年と行けていない大好きな神社、秩父の城峰神社に行きたくなりましたよ。
お猫様に会いたい…。

というわけで、せっかくの三連休です。
もう行くしか無い!

なんか秩父方面強い雪とのニュース。

え。
さいたまの路面カメラの画像を見ても…うーわ、なかなかの雪。
うーむ。

しかし、翌日は好転に恵まれ気温も結構上がるとの予報!
よし。
希望的観測のもとに出発!!
ウハッ。

道の駅ちちぶ

え~、秩父に行ったら絶対に買って帰らないといけないものがあります。
それが…「梅干し」。

梅干し。
最高。

そういうわけで、いきなりの道の駅でお土産購入。
そしてここで落ち着いて周辺道路の状況を判断。

よし。行けそう。
多分。

道の駅ちちぶで梅干しを購入。
道の駅ちちぶで梅干しを購入。

城峰神社

さて。
それでは次はこの日一番の目的地。
城峰神社のお猫様に会いに参りますよ。

山方面ですので結構な雪が積もったはずですが、徹底した除雪にさいたまの本気を見た!
やったぜ。

もうどんどん山道に入っていきますよ!
どんどん!
どんど…
どん。

雪の急坂で諦める。
雪の急坂で諦める。

ダメみたいですね。
流石に山奥の道までは除雪されておらず…というか、除雪した後また降ったのかも。
スタッドレスタイヤを履いた自動車や徒歩なら行けそうですが、神社まで約4Km…。
んー・・・無理。
どうしようもないから、ここは撤退する勇気!

久々にボロアクションカムで撮ってみたんですが、なんかカメラが明後日の方向いてました。

住吉神社

ハイ。
というわけでですね、一発目でいきなりの撤退だったわけですが、慣れたもんなのでとっとと転進しますよ。

早速スマホ上で地図を確認しましてですね…お??
近くに気になる神社があるぞって、自分でマップ上にマークしていますね。
ほぅほぅ。

よし、ちょっとだけ愛車を走らせますよ。
道に残った雪が怖いので、アクセルはそ~っと空け…。

ヨシ。速攻到着ー!

参道入口があった。参道入口だけあった。
参道入口があった。参道入口だけあった。

…あれ?
なんか…周りには他に何も見当たりませんね。
おっかしいな…。

とりあえずバイクを停めてちょっと周辺を散策しますよ。
いや、絶対他にもなんかあるでしょ。
なんつっても神社ですよ。

背景のビニールハウスが映える。
背景のビニールハウスが映える。
かなり古そうな道祖神らしき石像群れがありました。くちつつある…
かなり古そうな道祖神らしき石像群がありました。くちつつある…

近くにあったそれらしいものは、道端の今にも崩れそうな古い無数の石像だけでした。
かなり古いもののようで、これはこれでなんともいい雰囲気と言いますか、寂しい感じと言いますか。
しかし肝心の神社は…お引越ししたのかな?
他には何も見当たりませんでしたよ。

ふむ。
さて、次は同じ道沿いのちょっと先に廃校があるので、せっかくなのでそちらに参りましょうかね。
木造校舎見たいぞー。

上吉田中学校跡

何もない…。
何もなかったんや。
すべて取り壊されて、資材置き場になってました。
がっかり…。

よし。
まぁここはなかったことにして、すぐ近くにある八坂神社にお参りして気を取り直しますよ。

八坂神社

あまりに近かったのでバイクを止めたまま歩いて行っても良かったのですが、そこはホラ。
ツーリングですから。ね?
あえてバイクに乗ってアプローチ。

で、速攻で到着しましたので、バイクを止めたら境内に向かいます。
向かいますが…ちょっとすごい階段で怯みましたよ。

ひるみそうな階段が見える参道入口。あれ?狛犬がいないですね?
ひるみそうな階段が見える参道入口。あれ?狛犬がいないですね?

おや?
本当なら鳥居の側や階段を登り付いたあたりにいるはずの狛犬が見当たりません。
おっかしいな…。
社殿のそばとかにいるのかな?

で。
鳥居の両サイドにあったのは、どちらも上の部分の構造物が無くなっちゃってる石製の台座らしきもの。
昔は何が乗ってたんだろう?

鳥居横にあった上部構造物が失われた石製の台座。
鳥居横にあった上部構造物が失われた石製の台座。
台座からへし折れて上部が落っこちちゃった構造物。石灯籠にも見えます。
台座からへし折れて上部が落っこちちゃった構造物。石灯籠にも見えます。

さて。
現実に背を向けても仕方がないので、怯んじゃった急な階段を登っていきますよ。
あー、しんどい…。
ヒーハー言いながらなんとか登り切ると、境内ですね。

社殿と倉庫っぽいもの。倉庫にはお神輿が収められていました。
社殿と倉庫っぽいもの。倉庫にはお神輿が収められていました。

境内に入ると正面に社殿、向かって右側に社務所…かと思ったら倉庫っぽいものがありました。
とてもいい感じ…ですが、やっぱり狛犬はいないワン。
んー、そういうタイプなんですかね(適当。

で、左側を向くと、コレまたかなりの歴史を感じる神楽殿がありました。
壁とかは崩れつつあるんですが、それがまたいい雰囲気を醸し出しているような気がします。

いい雰囲気の神楽殿。
いい雰囲気の神楽殿。
朽ちつつある神楽殿の壁が味わい深いです。
朽ちつつある神楽殿の壁が味わい深いです。

この神社は今でも信仰を集めている感じですね。
色々手入れされているし、境内もきれいにお掃除されています。

が。
銀杏の匂いが…プーン…クサッ

さて、お次は!
お次はちょっと離れていますが、以前ちょくちょく話を聞いていた千鹿谷鉱泉旅館に向かいますよ。
グーグル先生のストリートビューでもいい感じの建物が写っていたので、コレは期待できますな。
山道なので雪が心配ですが、本気を出した埼玉県の除雪パワーを信じる!

千鹿谷鉱泉旅館

千鹿谷鉱泉旅館…のはず…。
千鹿谷鉱泉旅館…のはず…。

なんにも…無いんですが…。
遅かったか…(´・ω・`)

うん。
よし、切り替えていこう。
同じ道の先にある千鹿谷神社に行こう。

千鹿谷神社

またしちゃ雪の急坂で諦める。
またしちゃ雪の急坂で諦める。

今度はツルツルで徒歩でもあかん。
はぁ…。
仕方ないので引き返しますよ。

しかしここで方向転換するのがまー大変。
雪が被った細い急坂道で、軽いとはいえ220キロの車体を押して引いて押して引いて…。
汗だく。

もう、どこか休憩できるところに行って、栄養補給しよう。